ベネッセ情報漏洩について考えるサイト

ベネッセコーポレーションの情報漏えい事故の対応について

インターネットが普及し、情報のデジタル化が進んだ現在、さまざまな企業や団体で個人情報の流出事故が頻発し、大きな社会問題となっています。特に教育大手ベネッセコーポレーションが起こした個人情報の漏えい事件は記憶に新しいと思います。

この事故の犯人は業務委託会社の社員ということでしたが、業務委託会社の一社員が顧客の個人情報に簡単にアクセスできたことにまず驚きます。ベネッセコーポレーションが顧客の個人情報をいかに軽く考えていたかがわかり、私本人も漏えいした被害者の一人なのですが、怒りに震えます。特にこの問題で重要な点は、ベネッセコーポレーションが扱っていたのが子供の情報であったということです。ベネッセコーポレーションは特に幼い子供の情報を集めています。動物園や水族館、テーマパークなどで、スタンプラリーなどのイベントを催し、子供が喜びそうな景品と引き換えに、子供の個人情報を集めている光景を何度も見たことがあります。子供の情報ということは、つまりその子供の幼稚園入園、小学校や中学、高校の入学、大学入学、成人式…と今後の成長過程の情報がすべて得られるということになるのです。子供の成長過程に関わるサービスや商品を提供しているすべての企業において、これは情報として大変価値の高いものでしょう。その情報を漏えいさせてしまったことに対して、ベネッセコーポレーションは果たして本当に責任を感じているのでしょうか。

先日、ベネッセコーポレーションから「重大なお知らせ」と書かれた封書が届きました。中には筆者が情報漏英の被害者に該当していたこと、そしてお詫びの品を受け取る手続き方法が書かれていました。お詫びの品は電子マネーや図書カードなど形態の選べる500円分のギフトカードだったのですが、ベネッセコーポレーションが新たに設立するこども基金への500円の寄付を選ぶこともできました。筆者はそれを見て、ベネッセコーポレーションへの強い不信感を抱かずにはいられませんでした。

500円という金額についても少額さ加減に腹が立ちましたが、それよりも、自社が立ち上げる基金へ寄付とは。たとえ「受け取らない」という選択をした場合にも、受け取り手続きをしないという方法があるのに、そこを敢えて寄付をしろと言ってくるところがベネッセコーポレーションの企業の姿勢を如実にあらわしている気がします。

ベネッセコーポレーションは通信教育なども手掛けていますが、今回の件で失った信頼を回復するのにはまだまだ時間がかかるのではないでしょうか。少なくとも筆者は今後ベネッセコーポレーションのサービスを利用する気にはなれません。

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